アレックスは元気なのですが、アトピー性皮膚炎があります。よく皮膚をボリボリ搔いていますね。犬のアトピー性皮膚炎の場合、人間によく使う抗ヒスタミン剤内服の有効性が乏しいという特徴があります。仕方なく内服ステロイド剤を使うこともあるそうです。ところが昨年。ゾエティス社(ファイザーの動物医薬部門が独立した会社)が、アポキルという画期的な薬を発売しました。アレックスは3月9日木曜日の夕方よりアポキルを飲み始めました。すると、翌日より明らかに体を掻く頻度が減ってます。劇的な効果ですね。ゾエティス社のホームページによると、かゆみを止める作用はステロイド内服と同等だそうです。かゆみに特に関係するインターロイキン31の作用を抑制するのだそうです。
診察室で上機嫌なアレックス